
会社を辞めてしまい無職になった
結婚ビザや配偶者ビザと言われている日本人の配偶者等の在留資格を取得した外国人の方から、たまにご相談で「日本人配偶者が無職になってしまったけど、ビザの更新は大丈夫ですか?」と聞かれることがあります。
なぜ日本人配偶者が仕事を辞めたらビザが更新できないと思っているのかはわかりませんが、日本人配偶者が仕事を辞めたからといってビザの更新が不許可になることはありません。
重要なことは、「これから日本で生活していける」ということをクリアーすることです。
つまり、会社を辞めて又は辞めさせられて退職して無職になったとしても、今度も日本で生活していくことに問題がないことを説明するために、書類の作成と収集をして入国管理局に申請すればよいのです。
- 日本人配偶者が無職になっても、外国人配偶者が働いており一定の収入があれば、そのことを説明すれば許可される可能性はあります。
- 日本人配偶者が無職になっても、再就職先が決定しているのなら、そのことを説明する書類があれば許可される可能性があります。
- 預貯金があれば、一定の経済力があるということを説明して日本国のお世話にならないことを説明すれば許可される可能性があります。
- お金がなくても、親族の家に住んでいたり、お金を借りて生活できること等を説明すれば、許可される可能性があります。
このように、無職だからといって不許可になるわけではなく、しっかりと書類の作成・収集を行えば許可されることもあります。