フランスのパックスでは家族滞在の在留資格 ビザは取得できません

パックスと在留資格

フランスではPACS(パックス)という制度があります。

この制度をざっくりと述べると「共同生活をしている人が結婚しているのと同じような権利が得られる」ということです。

この制度の当初の目的は、同性愛者のために結婚したときと同じような権利を与えるために制定されました。

それがいつの間にやら、同性愛者は減少して、「結婚するのはちょっと・・・」というような人が、婚姻の代わりにパックスを選択するようになりました。

つまり、結婚とパックスは異なるものであり、日本にはこの制度はありません。

さて、在留資格(ビザ)の話になりますが、仕事で来日するフランス人夫が妻のフランス人を日本に呼びたいとします。

このような場合、結婚しているのであればフランス人妻は「家族滞在の在留資格」で日本に呼び寄せることができます。

しかし、婚姻関係にあるとは認められないパックスでは、フランス人妻を家族滞在の在留資格では日本に呼び寄せることはできません。

残念ながら入管法では家族滞在の在留資格が認められるのは「配偶者」と規定されているので、パックスでは配偶者とは認められませんし、一緒に住んでいるけど結婚していない内縁者も認められません。

つまり、フランス人妻を家族滞在の在留資格で日本に呼び寄せるためには結婚しなければならないのです。

なお、余談になりますが、たとえ同性愛者でも結婚していれば「特定活動の在留資格」を得て日本で生活することはできます。

ただし、簡単には認められないので、しっかりとした書類の作成と収集が必要になります。

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